アーチャーは、ジャングルの傍らにある家で育ちました。
ある日、記録的なスコールによる土砂崩れが発生し、家は土砂にのまれてしまいました。
偶然キノコ拾いに出かけていた彼だけが、生き残ることができたのでした。

その後、彼はひとり、ジャングルで生き抜いてきました。
最初はひとりぼっちかと思われましたが、ジャングルに住む動物たちが一緒にいてくれました。

そんなある日、ジャングルを火事が襲いました。
動物たちを逃がしながら、逃げ遅れた者を探して火元に近づいた彼は人間が、故意に火を放っている現場を目撃したのです。

抗議しようと思いましたが、言葉のない世界では、それを伝えることはできず彼は火に追われるように、ジャングルを後にしたのでした。

そしてアーチャーは、何かに導かれるように大結晶の元へとたどり着いたのです。