かつて大陸はその大半がロムン帝国の支配下にあった。
全盛期には、大艦隊がアトラス海をこえ、遥か西の島カナンにまで侵攻したこともあった。
時は経ち、帝国の権勢は衰えた。
しかし、遠征艦隊が発見した「月の鏡」は、ロムン帝国だけではなく、大陸の運命を狂わせていくことになる。