クローズアップ
インタビュー土屋裕一編
土屋裕一 ——それではまず、前回公演の感想から。

まずは、公演期間が長かったので"やりきった"感がいつもより大きかったというのがひとつと、それから、だんだんお客さんも増えてきて、テニミュはどんどんすごいものになっていくなあ…というのがひとつ。
でも俺はこの間のルドルフ戦が、作品としてはいちばん好きで。舞台、ミュージカルの色々な要素が色濃く入ってるって感じがして。


——ゴールデン・ペアとしての見せ場もたくさんありましたね。


原作の中でもゴールデン・ペアがクローズアップされてる試合なんだけど、演じててもすごく楽しかったですね。
それに、やっぱりたかしは一緒にやってて安心感があるから。
あのコンテナのシーンって、俺は稽古中、アドリブを一切やらなかったんですよ。たかしはちょっとアドリブしゃべったりしてたんですけど、俺は一切拾わなくて、でも本番入ったら絶対拾ってやろうって思ってて。で、拾い出したらもう…たかしはたかしで色々振ってきて、その振りによっては、俺はもう袖で「うおーい!!」ってのたうち回って(笑)そういうのも楽しかったですね。


——コンテナのアドリブ合戦も、楽しみにされてた方も多いのでは。

でもね〜、アドリブで1度滑った日があったんですが、もうね〜、すげぇショックで!!大石でアドリブをやるというのは、普段土屋裕一が別の舞台でアドリブをやるのとは、プレッシャーが全然違うんですよ。「大石でアドリブやって滑った…」と、すごく自己嫌悪になった事がありましたね。

——土屋くんの中で、大石秀一郎という人はどんな存在なんでしょう?

すごく愛すべきキャラクターですよね!
やっぱりやってるうちにどんどん大石が愛らしく見えてきて、あの、ちょっとかわいげのあるところが好きで。青学(せいがく)のキャラクターの中では、大石ってやさしいお母さん的存在で、ちょっと地味というか、あまり目立たないキャラクターかもしれないですけど、"お茶目"っていう言葉がすごく似合うなって。まあ、俺が大石ばっかり見てるせいかもしれないんですけど(笑)
性格的にも、共通点が多い気がする…まあ、基本的な性格というのは全く違うのかもしれないですけど、何回かやっているうちに、ささやかな共通点をすごくたくさん見つけられて。やっぱり、愛着はあります。
初演の頃は、テニミュでアドリブをしゃべる事が、俺の中ではすごくハードルの高い事でしたね。「大石でここまでやったら、大石に失礼だよな」というのがあって。
でも回を追うごとに、だんだん自然に出来るようになってきましたね。自分がどれくらい大石を好きで、どれくらい大石になれてるかって言う事もあるんですけど、お客さんの反応にも助けらました。
だんだん大石に対する安心感みたいなものも出てきた。「このくらいやってもいいよね、大石?」みたいな(笑)


——いちばん印象に残っている出来事は?

やっぱりいちばん衝撃的だったのは、柳の事を知らされたとき。
去年、俺とガジュでテニプリの稽古を休んで、別の現場の稽古に行ってる時、呼び出されて知らされたんですけど、あの時の衝撃は、ちょっとすごいものがありました。俺たちだけ現場にいられなかったということも、悔しかったし。
あと…その他に印象に残ってる事と言えば『Dream Live』の本番直前の時。あれはもう…今までにない緊張感でしたね。雄弥なんかも一緒に袖裏にいたんだけど、もう異常な量のカメラが入ってるから、モニターがバンバン切り替わってくんですよ。「うわ〜、すげぇな!」って、なんか、まるで有名な人のライブみたいな(笑)俺ら、これからここでライブやるんだよな…?っていう。ステージ出ちゃったら全然大丈夫だったけど、でもあの時の緊張感はねえ…異常だった!
土屋裕一

——メンバーに何かひとことを。


楽しい卒業式にしたいねっていう。まあ、みんなで何かやれたらいいなと思いますね、将来。また違う仕事になるけど、機会を1本つくりたいなって。

——それでは最後に、HPをご覧になっている方にひとこと!

いつも通りに、楽しく!
今年もテニプリで年納め、テニプリで年明けですから。今年も来年も、テニプリイヤーでよろしくお願いします。
 © 許斐剛/集英社・NAS・テニスの王子様プロジェクト © 許斐剛/集英社・マーベラス音楽出版・ネルケプランニング
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