クローズアップ
インタビュー加治将樹編
加治将樹 ——それではまず、自己紹介から。

桃城武役、加治将樹16才です。

——テニプリの原作は読みましたか?

読みました!読んでいる人をいい意味で裏切ってる感じで、どんどんテニプリワールドに入り込んじゃいましたね。次が読みたい、次が読みたいってなっちゃうんですよね。

——テニミュは観ましたか?


舞台ではルドルフを観ました。ミュージカルって初めて観たので、「すごいなぁ!」って。あの舞台をどのくらいの期間で作ったのかなって気になってたんですけど、自分も稽古が始まって、これだけの期間であんな素晴らしいものが出来たのか!って、今びっくりしてます。
昨日もまた『不動峰』のDVDを観てたんです。やっぱりいちばん好きなのは、試合のシーン。俺、試合の時の表情が好きなんですよ!誰でも真剣な表情してる時って、すごくカッコいいと思うんです。試合の時になるとみんなキリっとなって、「この人たち、カッコいいな!」って思って。あと、テニスのボールの音が好き。"パカッ"っていう…あの音聞いてると癒されるんですよ(笑)
それから、試合が終わった後のすし屋のシーン!あのシーンがすごく面白くて、これ俺もやりてぇ!って(笑)試合でキリッとした表情見せた後の、そういうすし屋みたいなシーンがまた…あ、チームワーク良いな、仲が良いんだな〜って、ちょっとプライベートを見た感じがして、面白かったです!


——桃城と加治くんの共通点ってありますか?

桃ちゃんとは、超似てると思います!明るいところとか、負けず嫌いなところとか。桃ちゃんは試合になるとすっごい熱くなるじゃないですか。自分も、勝負事になるとどんなに小さいことでも、例えばジャンケンだけでも、すっごい力入っちゃうんですよ。「ぜってー負けねェ!!」って。桃ちゃんも普段そういう所あると思うんですよ!
あと、後輩をかわいがるところ!(笑)俺も後輩を自転車の後ろに乗っけて「メシ食いに行こうぜ!」とか、そういう事をよくするんです。
今、取り合えず俺の中に半分くらい桃ちゃんが入ってきてると思います。公演初日までには、完全に"桃城将樹"になってるはずです!


——この役に決まった時の心境は?

「マジで!?」でしたね、最初は。「ホントですか!?」って。その後、何役ですか?って聞いたときに、"桃城"って言われて、「え、桃城なの!?」って。オーディションは不二役で受けてたんで(笑)不二と桃城だと、ずいぶんギャップがあるじゃないですか。それでびっくりしたんですけど、桃城って聞いて、やっぱり嬉しかったですね。「ヤッター!」って。
でもとにかく、自分が舞台に立てるっていう、それだけでももうすごく嬉しかったです。
加治将樹


——歌、ダンス、芝居、テニス、得意なものは?


得意なものは歌ですね。クラシックをちょっとやってたんで、腹式呼吸くらいは出来るかなって。
ダンスは、やっててすごく楽しいんですよ。振りを覚えるまでは大変なんですけど、覚えて、曲に乗っけて、踊る時はすっごい楽しくて。それで、やっぱり桃ちゃんだから、ひとつひとつの動きを大胆に、ハッキリ大きくって意識してやってますね。「俺はやる時はやるぜ!」っていう勢いで。
テニスは、初めてラケット持ってっていう0からの状態ですけど、ハマリつつあります。これからもずっと趣味としてやっていきたいくらい。テニスの先生に、桃ちゃんの"ジャックナイフ"を教えてください!って頼んだら、「ああ、あれはこうやるんですよ」ってやってくれて。それから、リョーマの"ツイストサーブ"!あれホントに見たとき、感動しましたね!ホントにね、こう、パッと曲がるんですよ!「うわ〜、すげぇ!ツイストサーブだ!」ってみんなで感動して(笑)
これはホント、テニプリの稽古じゃなきゃ教えてもらえないし、ちょっと経験できないなって。楽しいですね、ホント!ダンクとジャックナイフは、これからもう完璧にして、自分の得意技にします!


——青学(せいがく)メンバーの印象は?

最近、ちょっとそれなりに見えてきましたね。
ホント、みんなそれぞれキャラクターに近い所あると思います。手塚部長はメガネかけるとホントに部長っぽいし、乾もデータ取りそうだし、菊丸役のアダーチンも、普段から菊丸っぽさがあると思う。
でも、遠藤くんはリョーマとの差が激しい(笑)最初会った時に「人見知りが激しい」って言ってたんですけど、ホントに大人しくて何にもしゃべんなかった(笑)けど、だんだん話してるうちに、「なんだ、普通におもしろいじゃん!」って思って。自分の考えをしっかり持ってるし、尊敬できる先輩でもあるんで、共演できて嬉しいですね。
あと、海堂!鯨井くんとは結構一緒にご飯食べに行ったりしてて、仲が良いんでね〜、海堂と桃城は仲が悪くないといけないので、大丈夫かなと。(笑)あと千石役の和田さんとも家が近いんで、よく3人でメシを食いに行ったりしてます。
それぞれ個性的で一緒にいて楽しいし、俺も勉強になって、自分の力を伸ばせる仲間たちだと思います。だから俺ももっともっと頑張りたい!ふざける時はふざける、やる時はやる!っていう感じで、お互い頑張りたいですね。

——対戦チームの印象は?

俺は千石と対戦する予定なんですけど、和田さんとは仲が良いんで、どうなんだ?!っていう(笑)楽しいんですけど、やる時はやらなきゃいけないんで!でも、楽しみですね。和田さんとは家も近いから、「じゃあ今日集まってあのシーン練習しようよ」って事も出来るんで、二人で打ち合わせていいものにしていきたいです。
亜久津役のJURIさんは、一回カツラを被ったんですけど、ホントに怖いんですよ!でも普段はすっごくやさしい。(笑)あと壇くんはね、かわいいんですよ〜「亜久津先輩、亜久津先輩」って言っててね。素で役作りに入ってるよ!と言う感じで。
今、和田さんがムードメーカーになってるんですけど、まあ自然と「俺も負けちゃいけねぇ!!」って。和田さんが何か言う前に、常に「俺!俺!」って俺が先に言う努力をしてるんですよ。なんだか、よくわかんない努力かもしれないですけど(笑)
でも、俺が「もう一回最初からやろうよ」って言うとみんな「おう、やろうやろう!」っていう風になってくれるんで、すごい楽しいし、俺自身が生かされてる!っていう感じがして、やりやすいですね。


——それでは最後に、HPを見ている方にひとこと!

みんなそれぞれ頑張ってるんで、期待して待ってて欲しいし、絶対後悔させません!
 © 許斐剛/集英社・NAS・テニスの王子様プロジェクト © 許斐剛/集英社・マーベラス音楽出版・ネルケプランニング
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