小烏丸、『ウイング・ロードの南イッキ』が京都に入るという情報を知って、トライデントのひとり轟の王・ヨシツネは傘下のチーム『士魂』を夜の京都の街に放った。そうとは知らず、旅館を抜け出し、繁華街を散策するイッキ達に不気味な影がつきまとう。ついに深夜のアーケードで『士魂』に急襲されるが、ATを履かないイッキ達に戦うすべは無く、窮地に陥った。そのとき、長身の女が立ちふさがり瞬時にして士魂のメンバーを殲滅してしまう。彼女こそ、昼間二条城で出会ったジェネシス関西支部、トライデント三峰将の一人ベンケイだったのだ。ベンケイは、新総長候補のイッキに疑念を抱いていることを告げるとその場を立ち去った。
翌日、太秦映画村を観光するイッキたちの周囲に、再び『士魂』のメンバー、左冶と砂雄が暗躍し始めていた。 |