レース用のKTエンジンを載せて練習走行は始まった。アクセルを踏んだとたん、突き飛ばされたような感覚。「びびってちゃダメだ」。アクセルを踏み込んだカペタの前には、オートハウス・ナンバー3のカート。コーナーに近づいても減速しないそのカートを目と足で追った瞬間、カペタはコーナーから大きく飛び出し——!同じエンジンなら負けないと思っていたのに……。自信を失くしたカペタは、深夜までカートの調整を続ける父に話を切り出した。
脚本 ★ |
上代 務 |
絵コンテ ★ |
いわもとやすお |
演出 ★ |
いわもとやすお |
作画監督 ★ |
北崎正浩 |