駒沢が気迫でもぎ獲ったポールポジション。だがマシンはクラッシュし、決勝では使
えなくなった。「平、駒沢にクルマ譲れ」。パーセックの坪巻の言葉は、新人のカペ
タが“セカンドドライバー”だということを示していた。上を目指すためには実績が
要る。けれど一晩でエンジンを載せ換えただけのスペアカーで結果を出すのは無理に
等しい。案の定、練習走行ではマシンがほとんど曲がらず……。決勝直前、カペタは
ある調整を提案し、その一点に望みをかけた。
脚本 ★ |
上代 務 |
絵コンテ ★ |
いわもとやすお |
演出 ★ |
いわもとやすお |
作画監督 ★ |
一川孝久 |