後悔や遺恨を抱いた僧が、成仏しきれず魔性に転じた姿。その恨みから成仏する事も叶わず此の世を彷徨う。大きな体躯と、ギロリとした一つ目姿が特徴として伝わる。
伊賀髑髏谷大猿忍群の小隊を束ねる忍。
その巨大な体格からは想像もつかぬ速さで飛び交い、風車手裏剣を操り敵を追い詰める。
姿を見た者を八つ裂きにすると江戸で噂される妖怪。炎に纏われた巨大な車輪に大きな顔が付いた姿をしており、夜道を一人で歩く者をつけ狙う。輪入道に襲われた人間は、魂を地獄に連れ去られるという説もある。
城の礎として捧げられた百の人柱の怨霊が、百年と百日を経て大百足と化した妖怪。
現在は僧達の強力な結界によって、城の奥深くに封じられているという。
猿の顔、狸の体、虎の手足、蛇の尾の姿をもつ妖怪。人の邪心に取り憑き凶事を起こす、天地鬼門の妖魔の化身。
古くは平安時代から姿を目撃され、源頼朝が倒したという説も残る日本古来の大妖怪。
葛城山に千年生きると書物に残る、大蜘蛛の妖怪。巨大な巣を張り、糸で相手の自由を奪った後に血を吸い捕食する。
土蜘蛛の犠牲となった者は、後に化け蜘蛛へと変貌し、新たな妖怪と化す。
山をも超えるかのような巨体の鬼。その大きな体のため、小柄な人間なら一飲みで喰らう事もできると言われ、「人呑鬼」の異名を持つ。また、通常の鬼と比べ非常に分厚い皮で覆われているため、外からの攻撃に対しては非常に高い防御を誇る。
川中島の合戦で命を失った多くの武者たちの怨霊が大鎧に集い巨大な武者と化した姿。
現世での戦が終わっても怨霊たちの怒りや無念は鎮まず修羅界で永遠に戦い続ける者たちの大将として君臨している。戦国の世が生んだ大怨霊である。
陽気な関西弁が特徴的で強気な雷の神様。
勝気な性格で、喧嘩腰に物事を解決しようとする暴れ者。周囲に浮かぶ太鼓を叩く事で、雷を自由自在に操る。
富士の龍脈を司る巨大な龍。
威厳ある富士の守り神として、時折その雄大な姿を巡礼者に目撃されるという。