紅山苺は、地味で控え目で、クラスでも目立たない生徒。しかし、ある日の下校途中の渡り廊下で、校内NO.1の美少年、平安京時宗に告られてしまった。全女生徒の嫉妬の対象となった苺は、その日から地獄の日々が始まる。時宗との淡いひと時と、女だらけのいじめショー。天国と地獄の日々が加速する。ある日の昼下がり、校舎裏に呼び出された苺は、ついにこの日が来たんだと悟った。集団リンチで、廃人になるか、殺されるかの覚悟は決めていた。 その時、苺を助ける2人の少女が現れる。生徒会長の青田イチゴ、財閥令嬢の黄川一子。2人は、苺を守る助さん角さん的な役割だと、的確にテキパキと状況説明をして、集団リンチの魔の手から救い出した。 |