頑固で不器用、そして気まぐれだけど明るく活発な女の子・千穂は、美術科に嫌々通う日本人留学生──。

■1984年4月24日、サンフランシスコ生まれ。血液型O型。中学生時代には陸上部に所属し、現在は大学で写真部に所属。趣味は旅行、写真、読書。８歳の時にモデルの仕事をスタート。同性にカリスマ的な人気を誇るとともに、雑誌、CM、テレビ、映画 出演などさまざまなメディアで活躍中。現在は、女優としてのキャリアも重ね、2006年に公開されたショートムービー『東京天使』では初の悪役に挑戦した。今後の公開映画作品には『アリア』がある。他の映画出演作品は、主演デビュー作となった 『世界の終わりという名の雑貨店』（2001年）、『凶気の桜』（2002年）、『ナイスの森』（2006年）がある。また、DVD作品としてロードムービー『IN THE WEST〜アメリカ西部3000キロの旅〜』（2004年）などにも参加。アメリカと日本を行き来する映画脚本家のアメリカ人の父親との会話はすべて英語。バイリンガルとしての語学力を活かして、英会話本『高橋マリ子の英会話大丈夫だよ！』の執筆や、英語でのナレーションを行うテレビ番組への起用も増えている。CM出演は資生堂HAKU2、コカ・コーラ アクアセラピー ミナクア他。

高橋マリ子 オフィシャルサイト　http://www.wepjapan.jp/

日本人初のオスカー受賞俳優になる夢をかかげてオーストラリアへやって来た演劇科の隆は、勉強熱心で情熱家──。

■1981年３月10日、大阪府生まれ。血液型A型。第４級船舶やスキューバダイビングの免許を取得するなど、特技はマリンスポーツ全般。趣味はスノーボード、ボーリング、釣り。1998年にテレビ朝日系ドラマ『おそるべしっっ!!音無可憐さん』で俳優デビュー。2001年から始まった人気戦隊シリーズ『ウルトラマンコスモス』の主人公、 ムサシ役への抜擢で大ブレイク。テレビ番組の視聴者である子供たちはもちろん、多くの母親たちのハートも射止めた。映画でのデビューは、矢口史靖監督の出世作『ウォーターボーイズ』（2000年）から。その後2004年には『零 ゼロ』、『三浦和義事件〜もうひとつのロス疑惑の真実〜』他と立て続けに出演。翌年も『Best Kids』他と続いた後、『ナニワ金融道 灰原勝負！起死回生のおとしまえ！！』に主演。
2006年以降は『深海獣零号』、『0（ゼロ）からの風』（2007年公開予定）と、映像媒体で意欲的な活動を展開している。現在中京テレビの旅ガイド番組『旅はパノラマ』でレギュラーとして活躍中。

杉浦太陽 オフィシャルサイト　http://www.exbold.net/

オーストラリア・バレエ団のトップダンサーを夢見るダンス科のミッシェルは、純粋ゆえ、生活苦から悪の道へと落ちていくことに──。

8歳からダンスと演技の勉強を始めた彼女は、クラシック、コンテンポラリー、タップ、ジャズなど、さまざまな分野のダンストレーニングを受けてきた努力家。
Western Australian Academy of Performing Arts（WAAPA）で６年間、演技とダンスを専攻。2003年にAdvanced Diploma of Performing Arts科を卒業した後は、『スリー・シスターズ』や『ペリクレス』といったさまざまな舞台に出演。その他テレビコマーシャルや映画など多数のショートフィルムに出演したことから、その実力が認められての抜擢となった。

裕福な家庭に育ち、何不自由なく広いアパートメントに暮らすダンス科のカレン。
しかし彼女は、マイノリティとしての秘密を抱えていた──。

2001年に、オーストラリアの長編映画『You Can't Stop The Murders』でプロの女優としてのキャリアをスタート。『The Fat』など多数のショートフィルムやコマーシャルに出演しながら、テレビ、シアター、ラジオでの活動を続けている。中でも、『The Golden Ass』（B Sharp）や『FAMILY Stories :Belgrade』（New Theatre）など、数多くのステージで経験を積む一方、『Sminary Songs』、『The peanut Spell』へのラジオ出演など、幅広いジャンルで活躍中。本作では、初のレズビアン役を堂々と演じ高い評価を得た。

母の愛情を一身に受けた繊細な音楽科学生マシュー。音楽に対する愛情は強いが、AAAが要求するレベルを確保するためには苛酷な練習を課すしかなかった──。

2003年に、本作のモデルとなったVCAのドラマ科で学士号を取得。オーストラリアの 「Bell Shakespe are Company」制作による『二十夜』を始め、『Lord of the Files』などの舞台に出演。また、オーストラリアの人気テレビドラマ『The Secret Life of Us』では、シリーズ４にベン役で登場し、世間に広く名前を知られる存在となった。本作で初のメインキャストとして選ばれ、高橋マリ子の恋人役を熱演。彼女に翻弄されながらも、心の奥底では無責任とも思えるその行動に癒されるといった難しい役どころを演じている。

上昇志向の強い映画科の学生ウェイドは、周囲を巻き込むだけの魅力に溢れたナルシスト。隆を利用して映画を制作し、AAAで高い評価を得ようと画策するが──。

ポール同様、2003年にVCAのドラマ科にて学士号を取得。翌年には一人芝居『ALittle Night of Mass Destruction』を、また2005〜2006年には『Nancy Boy』を自ら書き下ろし、メルボルンとシドニーでパフォーマンスを披露し好評を得ている。2006年には、メルボルンで行われた若手アーティスト達によるアート＆文化のイベント「Next Wave Festival」で、『遺産』というタイトルの脚本を共同制作。自らが監督・俳優を務めるなど、精力的な活動を展開している。本作では、杉浦太陽との衝撃シーンを熱演。