標的130 「覚悟とムカツキ」
脚本:三井秀樹/絵コンテ:土屋 日/演出:熨斗谷充孝/作監:阿倍千秋
匣兵器実験場では雲雀と幻騎士の戦闘が続いている。優勢に見えた幻騎士だが、戦いの中で違和感を覚え始めていた。炎を練り込んだ攻撃が効かないのだ。10年前の世界から来たばかりの雲雀は、匣はおろか、リングの炎のことすら知らないはずのに……。幻騎士は自らの匣を開匣し、幻海牛(スペットロ・ヌディブランキ)が紡ぎ出す幻覚で雲雀を取り囲む。10年後雲雀は経験で目に見えない幻海牛を防いでいたが、果たして10年前の雲雀にはそれができるのだろうか...?