メロディライン(SYN1)の音色とイメージをパッチ・パネルで変化させてみましょう。 基本のフレーズのイメージを残しつつ変化させることで、これもソングの展開などに効果的に挿入できるパターンとなります。
パッチングは音作りの中で設定された各種パラメーターをパッチングによって、普段とは違う別のパラメーターに作用させて音色を変化させるのです。 パッチ・パネルを見ると、いろいろなツマミやジャックと矢印が記されています。実はこれがパッチングの構造を表しています。
パッチ・パネル(SYN1 PATCH)で、VCO2をVCO1 PITCH INに接続します。こうすると、VCO2の波形でVCO1のピッチ(音程)を激しく変化させることができます。これは、FM変調、クロス・モジュレーションなどと呼ばれる定番的なパッチングで、音色を金属的な響きにします。
さらに、MGの三角波をCUTOFF INに接続し、つまみを10時程度にセットしてみましょう。そして、MGをBPMにセットしてテンポを同期させます。さらに、MGのFREQを図のように左いっぱいにセットすることで、フレーズ全体が12小節周期で緩やかに変化するようになります。