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3rd SINGLE「ソライロミライ」
2007.11.28 RELEASE
QWCX-11004
\1,260(tax.in)
◆ TRACK LIST ◆
M-1.ソライロミライ
M-2.Jewel
M-3.ソライロミライ-inst-
M-4.Jewel-inst-
interview:フジジュン
番組オープニングテーマ「ソライロミライ」を11月28日にリリースするmidnightPumpkinへインタビューを敢行!
番組を通じて初めて知った人もいるかと思いますので、midnightPumpkinというバンドの成り立ちから、最高にポジティヴでポップなナンバー「ソライロミライ」のこと、そしてもちろん番組のこと・・・と色々尋ねてみました!
ヴォーカルのお二人wakanaとMAYAが楽しく答えてくれたよ!是非ご覧下さいませ!!
——さて、「美容少年★セレブリティ」の主題歌「ソライロミライ」を歌っているmidnightPumpkinですが。番組で名前を知ってくれた人のため、まずはバンドについて話を聞かせて下さい。このバンドは女性ツインボーカルにホーン隊を加えた7人編成というのが特徴です。
wakana はい。元々、面白いことがやりたいって所から、「他にあまりいないかな?」と思って、女の子ツインボーカルになって。元々、サウンドの基盤にSKAがあったのでホーン隊がいるという感じで、こういう形になりました。
——wakanaちゃんとMAYAちゃんはどうやって知り合ったんですか?
wakana 結成前は私もMAYAも遊びのバンドをやっていて、そこで知り合って。midnight Pumpkinを組む時に私がMAYAに声を掛けて一緒にやりはじめたんです。
MAYA 最初はお互い、声が似ている所で親近感を感じていて。
wakana そこがMAYAを誘った理由の一つです。会った瞬間、「歌ってみない?」って声を合わせたら、「あ、上手くハモれる! 相性良いかも」って。そこの閃きは大きかったですね。

——2人は性格的には似ているんですか?
MAYA 性格は間逆です。私が男っぽくて、wakanaは女っぽい。性格も見た目も間逆な感じで、そこが良いのかも知れないですけど。
wakana だから曲を作って、歌っていくうちに、お互いの特徴や声質の違いが分かるようになってきて。そこを生かす曲作りをするようになってきましたね。ソロパートでMAYAのボーイッシュさを生かしたり、ハモリは私が上、MAYAは下っていうのも自然と出来てきて。
MAYA 最近はあうんの呼吸があるよね。初めから持っていた性格やお互いの好きな物が、お互いに自然と出るようになってきましたね。
——サウンド的には、最初こそSKAがベースにあったと思うけど、今はそれだけでない、色んな表情を持つバンドだと思うんです。自分たちのバンドってどんな性格だと思いますか?
MAYA ジャンル分けは出来ないバンドだと思います。バンドを性格付けるという意味では、メンバーそれぞれが色んな音楽を聴いていて、それが反映されてこれまでの楽曲が出来てきたことが大きいと思いますね。それが無かったら、今のmidnightPumpkinになっていないんじゃないか?って。ホント、みんな趣味もバラバラだし、性格もバラバラで……。
——じゃ、バンドの性格は多重人格だ。
MAYA そうかも知れない(笑)。でも、そのバラバラさが面白味になっていると思います。
wakana 一人ひとり凄く個性があって、可愛らしい子がいればお姉さんもいて、やんちゃな子もいればおバカな子もいて(笑)。個々のアイデンティティをしっかり持っているから、面白い音楽が出来るのかな?って。
——なるほど。では、midnightPumpkinという名前の由来について、改めて聞かせて下さい。
MAYA シンデレラに出てくる、かぼちゃの馬車のことをmidnightPumpkinっていうんですが。そのかぼちゃにあやかって、この名前を付けました。メンバー全員が魔法使いになって、ライヴに来てくれた人やCDを聴いてくれた人に対して、素敵な魔法をかけられたらって。
——シンデレラだとその魔法は12時になると解けてしまうけど、大丈夫?(笑)
MAYA 私たちの魔法は、シンデレラの魔法とはちょっと違うんです。12時になっても決して解けることは無いんです!
——アハハ、分かりました。魔法と言えば、「美容少年★セレブリティ」も、女の子が“美”の魔法をかけられるお話ですよね。
wakana あ〜、そうですね。その魔法が解けるかは自分次第みたいな感じで。
MAYA でも、「セレブリティ」は見た目だけでなく、中身から綺麗にしてくれますからね。
——そう。様々な美の達人“ビューティーコンシェルジュ”たちが「本当の美とは何か?」を追求しながらも、「美」のあり方について視聴者にも問いかけるという。
MAYA 美しさに思い込みはかなり重要だと思いますね。自分が綺麗だと思い込むことが、自信に繋がっていくと思うし。ウチらもライヴやっている時は自信がないとダメだと思うし。
wakana うん、自信は重要だよね。
——ライヴをやる時はメイクしたって、汗だくになって落ちてしまうし、普段隠している気持ちも歌にして叫んでしまう。そこには取り繕った美しさとは違う、別の美しさもあると思う。
MAYA そうですね。しかも、ステージに立った時のあの気持ちって癖になっちゃうんですよ。始めの頃は緊張もするけど、徐々に自分の出し方も分かってくると、ライヴをやるごとに開放されていく感じがあって。
——うん、俺はそこにロックの美しさがあると思う。wakanaちゃんは“美”についてどうお考えでしょうか?(笑)

left : MAYA right : wakana
MAYA wakanaは美についてウルサイですよ。キレイ好きだし、お風呂も大事にするし、バンドで一番女の子らしいんです。
wakana 好きなんです、美の追求が(笑)。でも、バンドもそうですけど、本当に素直な自分だったり、化粧もしていないスッピンの顔だったり、素直に出た涙だったり……そういう物が一番綺麗なんだろうなってのは思いますね。どんなに美を追求しても、最後は結局、そこですからね。そこで私は歌を作って歌うことが自分に一番素直になれる場所なんで。ライヴをしている時っていうのは、窓を開けて開放している感じがあって。その瞬間が一番素直な自分のような気はしますね。
——男もその素の部分が見えた瞬間にドキッとさせられたりするんだけどね。スッピンなんて、2人の時しか見せない美しさだと思うし。
MAYA あ〜〜、なるほど。でも今、メンバー全員で同じアパートを借りて住んでるんです。だから、毎日が素の状態で、そこにはあまり美とか無いかも知れない(笑)。