学園2年。物語開始とともにつぐみ寮に入ってくる「新入り」。 なぜか他人と関わりを持とうとせず、お節介な寮の面々といきなり対立する。基本的にやる気なさそうに振舞っているが、実は全国レベルの陸上選手で、体を使うことにはつい本気になってしまう。
学園2年生。2−Aクラス委員兼生徒会書記。航とは実家が隣同士だった関係上、今でも朝起こしにくるようなベタぶり。たいへんに気が弱く、何事にもあたふたしたり遠慮したりして、部屋の隅でべそをかいている日陰の娘。料理が大の得意で、つぐみ寮では食事当番担当として皆の生活基盤を一手にまかなう。
学園1年生。1−Aクラス委員。学園の元理事長の孫娘で真性の純粋培養お嬢様。穏やかで優しく、慈愛に満ち溢れ、いつもニコニコしている。が、つぐみ寮での刺激的な生活の影響で、箱入り娘像が壊れつつある途中の段階。
学園3年生。3−Aクラス委員兼生徒会長。典型的な優等生として名を馳せているが、実は完全な猫かぶり。表と裏の顔を巧みに使い分け、教師と男子学生の心を完全に掌握している。頭の回転が速く、思いついたことは即実行に移す。
学園1年生。猫のように航にまとわりついてくる気まぐれな少女。基本的に言葉少なで、ぼーっとしているように見えるが、運動神経抜群で、勉強も国語以外ならそこそこできる。
航の担任教師にして、つぐみ寮寮長。就任2年目の新米教師で、あまり頼りにならず、学生達から“さえちゃん”とよばれてしたしまれている。個性的すぎて何かと風当たりの強い寮生たちと学園の板挟みにあい、それが元でストレスを溜め、みんなの前で泣いたり、酔っ払ってクダを巻いたりして、余計に頼りなさを際立たせてしまっている。
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