神城亜砂の母、そして神城翔子の祖母。
白川産業の代表取締役社長。
『復活の書』という本を入手した途端に亡夫が夢に現れるようになり、その後、その本を見つけ、照子に渡した白川産業の専務、来栖が謎の投身自殺を図る。気味の悪くなった照子は、復活の書を野々宮図書館に預けるために訪れる。
復活の書を主人公に託して数日後、主人公は夜中に仮面の男に襲われ、復活の書を奪われてしまい、照子の秘書の安藤は、白川産業の役員フロアで仮面の男を目撃する。
若かりし頃の照子は、とある山奥の館でメイドをしていた。その館の当主は、実の妹を偏愛するあまり狂気の道を進み、その狂気は館を訪れる人々の運命を翻弄するようになる。
大火傷を負った当主を献身的に看護するうちに、当主との間に娘を身篭る。その娘を、死んだ実の妹の名前で呼びはじめる当主に恐怖し、娘とともに館を飛び出した。
40年以上も経過した現代…、館に染み着いた狂気は、再び照子を巻き込み、照子の周囲もまた…