Comics
衝撃度200%!話題沸騰のダークファンタジー!!
ヒトとヒト喰いの『死』が交錯する悲劇の世界――大人気原作に迫る!
コミックス12巻、6月19日発売!! |
ヒトを喰らわねば生きられない、人間から怖れられている存在――“喰種(グール)”。 一見すると人間と変わらない彼ら“喰種”だが、ヒトを『捕食』する時はその本性が垣間見られる、まさに『恐怖』そのものだ。だが、今作品の見所とも言える「“喰種”側の視点」に寄ってみると、彼らは決して人々を恐怖に陥れる事が目的ではないと分かる。 主人公カネキが接近する“喰種”の少女トーカ。初対面の相手に対してドライな所や、怒りや憎しみ以外の感情を素直に出せない所などが、彼女の不器用さを表していて面白い。 “喰種”を「化け物」呼ばわりする人間を憎むトーカだが、人間の友達を大切に想い、“喰種”の仲間に救いの手を差し伸べるなど、ごく普通の女の子としての優しさが、作中には描かれている。この物語の素晴らしい所は、存在悪として認知されている“喰種”たちにも、「生きたい」という気持ちが強く描かれているという点だろう。 「こんなんでも……せっかく産んでくれたんだ……育ててくれたんだ……」 この世界が歪んでいるのは、誰のせいなのか? 命あるものとして、懸命に生きようとする“喰種”は、ただそこにいるだけで『悪』なのか? 彼らの涙を見ても、そう思えるのだろうか? 人間と“喰種”が織り成す悲しみの連鎖は断ち切る事ができるのか? 魅力的なキャラクターと、怒涛のストーリー展開。 累計部数420万部の大ヒットの理由は、人間や“喰種”の「死」ではなく――「生」にあると言えるだろう。 |
Novelize
東京喰種 原作:石田スイ 6/17(火)発売の「ミラクルジャンプ JULY」にて、 |
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