INTERVIEW 社員インタビュー
預かっている作品と、それに関わる人を大切に、公演を作っていきたい
音楽映像/スペシャリスト
どんな仕事もやってみなければわからない
新卒でアニメーションの制作会社入社して、途中会社を変わりましたが6年間制作進行の仕事をしていました。
当時は、午後に出社して朝帰ることもしばしば。アニメ作りに青春を燃やしていました。
大好きな仕事でしたが、徐々に他の業界でも働いてみたいと考えるようになり、エンタメの会社をいくつか当たってみました。
マーベラスは、自分が好きな舞台やアニメをたくさん作っていた会社だったので、興味を持ち応募しました。
舞台制作のことは詳しく知りませんでしたが、どんな仕事もやってみないと自分に合うかどうかはわからないと思ったので、面接での会話や一緒に働く人の雰囲気を見て決めようと思いました。
面接でリラックスして話せたので、とにかく一回やってみようと、飛び込んでみました。
とにかく体当たりで舞台の仕事を覚えていきました
入社して早々『弱虫ペダル』の担当を引き継ぐことになったのですが、3ヶ月後にフランスのパリで開催されるJapanEXPOに出展することが決まっており、何もわからないまま公演の準備に取り掛かりました。
キャスト・スタッフをフランスへ送り出すための事務的な手続きをしながら、どうしたら外国の方に舞台『弱虫ペダル』の素晴らしさを伝えられるステージにできるか、たくさん考えました。
大変なイベントでしたが、日本人のキャストと言葉が通じないフランスのお客様が舞台上で楽しくペダルを漕いだシーンは、一生の思い出です。このイベントをきっかけに、本公演にもスムーズに合流できたと思います。
それからは舞台『弱虫ペダル』のメイン担当をしながら他の作品を引き継いだり、穴埋めでいろいろな現場も経験しました。
公演制作だけでなく物販の業務も経験しました。こちらも最初は分からないことだらけでしたが、商品がどのように作られているのかを知り、お客様のニーズを意識するようになった面白い経験でした。
中途採用なので未経験でも現場に入り、体当たりで仕事を覚えるのはとにかく大変でしたが、得難い経験で良い思い出になりました。
夢を実現する環境が整っている職場
今はチームを任されて、役割分担をしながら制作をしています。「この人がいなくなったら公演が止まる」というようなことにならないように、情報共有して話し合いながら進めています。
実際は一人のプロデューサーが公演を回すこともできますが、できるだけ相談の場を設けみんなの意見を集約して、その公演にとってどのような判断が一番良いのか、皆で答えを見つけたいと考えています。
大変なことも多いですが、みんな好きな仕事を楽しそうにやっていますよ。仕事ですが文化祭のような雰囲気もあります。
上司から教わったことは多いですが、一番心に残ってるのは「預かっている作品と、それに関わる人を大切にする」ということです。これをしっかり守っていければ、結果としてお客様に喜んで頂ける公演を作ることができるのではないかと思っています。
これまでは譲り受けたタイトルを制作してきて、もちろんどれも思い出深い大好きな作品ですが、次は自分が上げた企画を舞台化することが目標です。
マーベラスの舞台は、お客様と同年代の女性が中心となり作っていて、どんなキャスティング・スタッフィングにするかといったことを、お客様に近い目線で考えられるのが強みです。やりたいことを発言できる機会も多く、夢を実現する環境が整っている職場だと思います。
これからもこの環境を最大限に活かし、お客様に喜んで頂ける作品を作っていきたいと思っています。
PROFILE
Haru
アニメーションの制作進行を経て2017年入社。舞台『弱虫ペダル』シリーズを中心に、舞台『血界戦線』、『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』、舞台『戦刻ナイトブラッド』などの公演制作に携わる。