INTERVIEW 社員インタビュー
ゲームデザイナー職 Mia(パパ・ママ社員インタビュー)
企画/パパママ
現在担当している業務
『千銃士R』の原案チームで世界観設定や企画やシナリオなどを担当しています。2018年に新卒入社して初めての仕事が前作の『千銃士』で、運営からサービス終了まで企画として携わりました。
サービス終了後は別の作品の開発を行っていましたが、『千銃士』のコアメンバーの先輩たちと、何とかこのIPを復活させたいと動いていました。そんな中で『千銃士R』の開発が承認され、そこから約2年間新規開発を行っていました。
妊娠できたことはとてもうれしかったんですが、ちょうど産休に入る時期がリリースの直前・直後に重なってしまい、みんなでリリースを迎えて喜びを分かち合えないのはさみしかったです。けれど安心してお任せできる方がいらっしゃったので、プロジェクトに対する心配はありませんでした。
心配だったのは、復職したときにまた同じプロジェクトで仕事をさせてもらえるかという点でした。
けれど、休職前に「このイベント/企画は、復帰してきたときに一緒にやろうか」と言っていただけたり、実際に時短でも同じ仕事に戻していただけたのでうれしかったです。
特に妊娠初期は体調面が不安定になりますが、開発の仕事との両立はいかがでしたか?
座って仕事をする分には問題なかったのですが、通勤などで長時間立ち歩くのは厳しい…という体調が長く続きました。出社を求められていたら体調的に仕事にならず、1か月くらいは休むことになったんじゃないかと思います。ちょうどコロナ全盛期で全面的に在宅勤務だったので何とか乗り切れました。
周囲にはフレックスを活用している方が多く、具合が悪い日は気兼ねなく早めに上がることができ、体調の良い日は頑張るといったメリハリをつけることができました。
プロジェクトには育児に積極的にかかわっている男性も多く、お子さんの都合でスケジュールを調整する姿を見ていたので、上司に告げるときにも気負いませんでした。
実際お休みに入られて、初めての出産育児はいかがでしたか?
何より想定外だったのは体力面ですね。出産ですべての体力を使い果たしたところから、育児という全く体力を回復できないイベントが始まるので、「このイベントは仕様がバグっている!」と思いました。
ちょうど主人もコロナによる在宅勤務の時期で、仕事以外の時間をミルクや沐浴などに充ててもらったり、近くの両親に助けてもらって何とか倒れずに済んだという感じでした。
復職から現在まではどのようにお仕事されていますか?
保活激戦区で0歳の4月に入園させないと入れないと聞いていたので、妊娠中から見学など活動していました。運よく希望の園に入ることができ復職したのですが、ここでも想定外は体力でした。
妊娠中は出産から半年もたてば本調子に戻っているんじゃないかと考えていましたが、甘かったです。思った以上に体力は戻りませんでした。
まだ状況的に在宅勤務が許されていたので何とかスロースタートできましたが、通勤が想像以上に体力を消耗するということに改めて気づきました。本当に在宅勤務ができたのはありがたかったです。
今は復職して4か月経って、送り迎えがある生活にようやく慣れてきました。仕事内容についても時短なのでその分量は少ないですが、復職前と同じくらいの配分でまわしてもらっています。
チームの女性たちは、突発的な子供の事情が出た時も「いつか私の番がきたらよろしく」「お互い様」と引き継がせていただけて、いつか恩返しができると思えるので引け目を感じずに済んでいます。本当に周囲に恵まれたと思います。
育休明けの働き方について
育児があるからと自分が仕事で叶えたい夢をあきらめたくないと思います。自分の子供に対して「君がいたから目標に対して頑張れなかった」とは言いたくないです。
周囲には自分で企画した新規IPを立ち上げて、それを育てている先輩たちがいます。自分もいつか同じように自分のプロジェクト立ち上げて、絶対に面白いゲームを作りたいと思っています。