INTERVIEW 社員インタビュー
コンシューマゲーム/デザイナー Ona
デザイナー/新卒4~6年目
マーベラスはどのような会社ですか?
新人教育に力を入れている会社だと思います。
入社したら約2ヶ月のデザイン部研修があり、改めて自分がどの職種に適性があるのか見つめなおすことができました。
研修が終わったらプロジェクトに配属され、約10ヶ月間トレーナーがつき製品基準が満たせるようトレーニングする期間があります。
手厚いサポートのおかげで入社前の不安はなくなり、スキルを伸ばすことができました。
トレーナーとは今でも毎日昼食を買いに行く仲です。
現在担当している業務を教えてください。
キャラクターモデラーと新卒のトレーニングをしています。
これまで、どんな経験を積んできましたか?
モンスター系や、ハードサーフェス系、動物のモデルを制作してきました。
新卒の頃に比べ一番成長したのは、制作物が製品基準かどうかを判断する「目」だと思います。
他作品と比べて見劣りしていないか、作品内で調和がとれているかなど俯瞰してみる力は重要です。
新卒のトレーニングにも役立っていると感じます。
就活や仕事をするうえで、役に立った学生時代のスキルはありますか?
高校生の頃のデッサンは、今でも勉強しておいてよかったと思っています。
デッサンのおかげで空間的能力や作品を作り上げる力が養われました。
やっておけばよかったと思うことは「色彩」の勉強です。
学生の頃から私はメカが好きで、制作する無機物の多くは感覚的に色を塗ってもさほど問題ありませんでした。
しかし、いざ仕事で動物やモンスターを前にしたとき配色に非常に苦戦しました。
現実世界の色調とゲームに落とし込んだ色調がかけ離れていてはリアリティがなくなってしまいます。
好きなものばかりでなく、模写で自然物への観察眼を鍛えておけばよかったと思います。
これまで一番苦労したこと、または嬉しかったことを教えてください。
苦労したことは、人より大きいモンスターやメカを制作したことです。
主に人間サイズのモデルを作ってきたのですが、その何倍ものサイズをつくるときは密度感やバランスなどにかなり苦労しました。
モデリング終盤にゲームエンジンに入れてみると、情報量が少なくクオリティが低いことに気が付きました。
何度もフィードバックをもらい、リファレンスを集めて修正をしました。
この経験から、早い段階でゲーム上での見え方を確認することが作業効率を向上させるコツだと思いました。
1日のスケジュールを教えてください。
毎日9時半までには出勤します。
基本的には一日中、モデリングや前日にもらったフィードバックをもとに修正作業をしています。
18時頃、担当している後輩のもとに行きモデルの進捗などを確認します。
退勤は日によりますが20時過ぎです。
休日の楽しみはラーメン巡りやフットサルです。日頃からおいしいラーメンの情報を探し、それを目的に出かけます。
また平日の運動不足解消のために近くのフットサルに参加しています。