#157『幻のファントムボール』
日米ジュニア選抜試合のシングルス1。
切原はみずからの負傷をかくすため、左殺しの切り札「ファントムボール」を封印し、
試合を進める。だが、周囲からは「切原にはワザを温存する理由があるのではないか?」
との疑問の声が上がりはじめた。そして次第に、ケビン・スミスが試合の主導権をに
ぎりはじめ、ついには追いついてしまう。ファントムボールを出さないことに疑問を
持たれた切原は、負傷の悪化を覚悟しつつも、ファントムボールの封印を解くが…。
#158『念願の対決 リョーマVSケビン』
日米ジュニア選抜試合も大づめ。
負傷退場した切原に代わり、急きょシングルス1にリョーマが出場することになった。
ついに因縁のある、ケビン・スミスとリョーマの対決が開始される。ケビンは試合再開直
後から、研究しつくしたリョーマの得意技を次々としかけ、あからさまに挑発してく
るのだったが…。
#159 『イリュージョン』
日米ジュニア選抜試合はクライマックスをむかえていた。
必殺技を連打するリョーマに、ケビン・スミスは次第に追いこまれ、ポイントでも優位
をうばわれてしまう。だが、まだケビンは最後の切り札をかくしていた。それは、仲
間であるビリー・キャシディとの秘密特訓の末に身につけた、オリジナルの「イリュ
ージョン」という技。そしてケビンのくり出したイリュージョンは、リョーマを圧倒
する…
#160『ゲームアンドマッチ』
シングルス1、リョーマとケビン・スミスの対決はタイブレークに突入した。ラストスパ
ートするリョーマは、一気にケビンから優位をうばう。おいこまれたケビンは、ある
選手が使うワザをくり出し、ピンチを切りぬけようとするのだった。
関東大会決勝戦でのリョーマ同様に限界点を超えたケビンを見て、立海大附属の真田は
「無我の境地にたどり着いたのだ」と考えるが…。