第11話『 黒い閃光 』
剣崎の秒殺KOで幕を閉じた第四戦。負傷からの完全復活をアピールしたばかりか、その劇的なパフォーマンスで会場は騒然としていた。これで日本ジュニアチームは四連勝。次のラストマッチ、日本ジュニアチャンプの高嶺竜児と、全米ジュニアチャンプのブラック・シャフトの一戦にも期待が高まる。この頂上決戦こそ、日本とアメリカの雌雄を決する大切な戦い。それを証明するかのように、ゴングが鳴った後のリングは、まさに火花散る修羅場と化していた!! 日本のボクシングはアメリカと100年の差があると豪語するシャフトの反則技「ピボット・ブロー」。そして必殺の「ブラック・スクリュー」。果たして竜児は、勝利を勝ち取る事ができるのか…!?
第12話『そして少年は世界へと羽ばたく 』
日本ジュニアチャンプ・竜児と、全米ジュニアチャンプ・シャフトの息詰まる一戦!! それはまさに、本場アメリカに成長著しい日本が挑む構図で激しい火花を散らしていた。竜児の必殺「ブーメランフック」と、シャフトの「ブラックスクリュー」…。それはコークスクリューという名の、アメリカ発祥の大技を、互いのスタイルで獲得したもの。圧され気味の竜児。激突するコークスクリューとコークスクリュー。だが彼の不屈の闘志、竜児を支える仲間たちの想いがひとつになった時、彼のブーメランは、0.01秒の差でシャフトをノックアウトした!! こうして日米決戦は幕を閉じ、また新たな戦いが始まる…。今度は世界。シャフトなど足元も及ばぬ、強豪ひしめく世界だ!!
【収録内容】
第11話~第12話(全2話)
【恒常特典】
荒木伸吾・姫野美智描き下ろしイラスト使用
ピクチャーレーベル
【DVD映像特典】
ノンテロップ・オープニング
ノンテロップ・エンディング